紫外線吸収剤

いまさら聞けない紫外線吸収剤の話

紫外線吸収剤

 

日焼け止めに含まれる成分は主に2つあります。

 

それは「紫外線散乱剤」「紫外線吸収剤」です。

 

紫外線散乱剤とは、その名のとおり紫外線を反射(散乱)させて日焼け止めをします。

 

主な成分として

  • 酸化チタン
  • 酸化亜鉛

などがあります。

 

紫外線散乱剤のメリット

  • 肌に優しい、低刺激(ノンケミカル)
  • 紫外線のあらゆる波長を反射する(UV-A/UV-Bどちらにも効果あり)
  • 洗顔で落としやすい

 

紫外線散乱剤のデメリット

  • 白浮きしやすい
  • 使用感がベタベタする
  • 汗で落ちやすい

 

紫外線散乱剤は一般的にお肌に優しいと言われています。
敏感肌の人にも使いやすいのが特徴です。

 

 

紫外線吸収剤とは?

 

紫外線吸収剤とは紫外線と化学反応して熱エネルギーに変えてしまう成分のことです。
紫外線のエネルギーを熱に変換することで弱めて、肌へのダメージを防ぐわけです。

 

日焼け止めや化粧品などに使われている紫外線吸収剤は32種類ほどあり、代表的なものはつぎのようなものです。

  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン
  • メトキシケイヒ酸エチルヘキシル

 

紫外線吸収剤はその成分によって、防ぐ紫外線の波長が違うのも特徴です。

 

紫外線吸収剤のメリット

  • 紫外線防御力が高い
  • 塗り心地がよい
  • 汗につよい

 

紫外線吸収剤のデメリット

  • 白浮きしやすい
  • 肌への負担が大きい
  • 化学反応がすすむと効果が落ちる
  • 洗顔で落としづらい

 

紫外線吸収剤は肌の上で化学反応を起こし熱を発生させます。
反応熱そのものを感じることはありませんが、化学反応自体や化学反応で変化した物質が肌へ負担になる場合があります。

 

また紫外線防御力が高いのも特徴です。
紫外線吸収剤はSPF/PAの値が高いものには含まれやすいです。

 

汗にも強いのですが、逆に言えば通常の洗顔では落としづらいためクレンジングが必要になります。
そのため、紫外線吸収剤を落とすときに肌に負担がかかる場合もあります。

 

 

紫外線散乱剤と紫外線吸収剤どちらを使えばいいの?

 

これは一概には言えません。
シーンに合わせて使い分けるようにしましょう。

 

最近では肌に負担が少なく落としやすい紫外線吸収剤も開発されてきました。
そうはいっても肌に負担にもなりやすいので、

  • レジャーで日差しの強い場所へ行く
  • 長時間外にいる

こういった場合は紫外線吸収剤入りの防御力の高いものを選びましょう。
紫外線吸収剤を使うことより紫外線に当たってしまうことの方がお肌には悪いです。

 

普段使いなら紫外線散乱剤のみの肌に優しいものを使うといいでしょう。
ホワイトヴェールを飲んでいるなら紫外線に強い体になっています。
一度お使いの日焼け止めを見直し、肌に負担の少ないものを選んでみましょう。